さいころがあります。
次に6の目を出したらあなたの勝ちです。
どうぞ。
次に6の目を出したらあなたの勝ちです。
どうぞ。
残念。
でも次に6の目を出したらあなたの勝ちでいいです。
どうぞ。
でも次に6の目を出したらあなたの勝ちでいいです。
どうぞ。
残念。
でも次こそ6の目を出したらあなたの勝ちでいいです。
どうぞ。
でも次こそ6の目を出したらあなたの勝ちでいいです。
どうぞ。
残念。
疲れてきましたね。
次6の目が出なければあなたの負けです。
どうします?
何回振ろうと、あなたが次に勝つ確率は6分の1です。
確率が上がることはありません。
疲れてきましたね。
次6の目が出なければあなたの負けです。
どうします?
何回振ろうと、あなたが次に勝つ確率は6分の1です。
確率が上がることはありません。
6回以内に6の目が出ればあなたの勝ちです。
どうぞ。
当たった。
6回以内でいいのであれば、あなたが勝つ確率は66.5%になります。
20回以内に6の目が出ればあなたの勝ちです。
どうぞ。
当たった。
20回以内でいいのであれば、あなたが勝つ確率は97.4%になります。
生きる希望が出てきましたね。
で、何回目に勝つの?
一回目に勝つ確率が最も高いが、それが1/6。
それ以降で勝つ確率はどんどん下がっていく。
⇒ いつ勝つかはよく分からない
ずっと続ければ『何回目かで勝つ』、のは確実だが、
A. 『勝つ』のが『何回目』かは分からない。
B. 『何回目』に『勝つか負けるか』は分からない。
逆に、いつ勝つかはわからないが、
C.十分たくさん続ければ、いつかは勝てる。
D.早い段階で勝つ可能性の方が高い。
(一回目で勝つ確率が一番高く、後になるほど下がるため)
AとBは、量子力学で『不確定性原理(Uncertainty principle)』と呼ばれるものです。
本家では、量子の位置と運動量を同時には決定できない、
ということを数式をたくさん使って言っていますが、
要は、確率が絡んでいると、決定できないことがある、ということです。
(当たり前のように聞こえて、当たり前です。)
CとDは、ほぼ偶然には起こらないだろう低確率の事象が、
不自然なまでの高確率で起こってくる現象です。
CとDはおそらく、当たり前には聞こえない(と思います)が、
これも当たり前の一つです。
A. 『勝つ』のが『何回目』かは分からない。
B. 『何回目』に『勝つか負けるか』は分からない。
逆に、いつ勝つかはわからないが、
C.十分たくさん続ければ、いつかは勝てる。
D.早い段階で勝つ可能性の方が高い。
(一回目で勝つ確率が一番高く、後になるほど下がるため)
AとBは、量子力学で『不確定性原理(Uncertainty principle)』と呼ばれるものです。
本家では、量子の位置と運動量を同時には決定できない、
ということを数式をたくさん使って言っていますが、
要は、確率が絡んでいると、決定できないことがある、ということです。
(当たり前のように聞こえて、当たり前です。)
CとDは、ほぼ偶然には起こらないだろう低確率の事象が、
不自然なまでの高確率で起こってくる現象です。
CとDはおそらく、当たり前には聞こえない(と思います)が、
これも当たり前の一つです。