AさんとBさんがいます。
AさんはBさんより偉い。
BさんはCさんより偉い。
AさんはCさんより偉い。
あるものが上下関係で支配されているとき、
その上下関係を序列と呼びます。
上の例では、「AさんはBさんより偉い」「BさんはCさんより偉い」といった関係は序列になります。
物事全体が序列で支配されているとき、そこには秩序がある、と言います。AさんはCさんより偉い。
AさんとBさんは対等。
あるものが上下関係で支配されているとき、
その上下関係を序列と呼びます。
上の例では、「AさんはBさんより偉い」「BさんはCさんより偉い」といった関係は序列になります。
1 < 2 < 3 < 4 < 5 ・・・・・ 1より2が大きく、 2より3が大きく、・・・・ ■は■よりかわいい。 犬は猫より親切だ。 王様はその国で一番偉い。 |
『常識的に正しいかどうか』『倫理的に正しいかどうか』はどうでもよいです。
物事が上下関係で支配されているとき、そこには序列があり、
序列が全体を網羅しているとき、そこには秩序があります。
<秩序の方向性>
1より2が大きく、 2より3が大きい。
3は1より大きい。
1 < 2 < 3
部分的な序列で定められた上下関係が秩序全体にわたって通用する場合、
それは一方向型の秩序です。
3は1より大きい。
1 < 2 < 3
部分的な序列で定められた上下関係が秩序全体にわたって通用する場合、
それは一方向型の秩序です。
グーはチョキより強い
チョキはパーより強い
パーはグーより強い
部分的な法則で定められた上下関係が、
別の法則で逆の上下関係を定義されていることがあります。
その場合の秩序は循環型です。
秩序には、一方向型と循環型があります。
別の法則で逆の上下関係を定義されていることがあります。
その場合の秩序は循環型です。
秩序には、一方向型と循環型があります。
<秩序の天井>
王様はこの国で一番偉い。
だからBさんより偉い。
Cさんよりも偉い。
百人いても、千人いても、王様が一番偉い。
『一番○○』な何かがあるとき、その『○○』は秩序の天井です。
王位はその国の秩序の天井になります。
1より2が大きく、 2より3が大きく、・・・・
1 < 2 < 3 < 4 < 5 ・・・・・
1 < 2 < 3 < 4 < 5 ・・・・・
序列の上限を無限に引き上げられる場合。
序列は無限に続き、天井はありません。
序列は無限に続き、天井はありません。
先に出てきた循環型は、
天井がありませんが、無限型でもありません。
<秩序の上限>
天井型
無限型
循環型
天井がありませんが、無限型でもありません。
<秩序の上限>
天井型
無限型
循環型
<一様・平等>
上記のどれにも属さない、特別な秩序があります。
上記のどれにも属さない、特別な秩序があります。
AさんとBさんは対等です。
BさんとCさんは対等です。
全体にわたりすべてが対等で序列がない場合、一様である、あるいは平等であるといいます。
上下関係もなく、循環もなく、天井もなく、ただ一つの価値が広がっているだけです。
<秩序> ・ 天井型 ・ 無限型 ・ 循環型 ・ 一様・平等 |