2014/04/15

繰り返しの繰り返し



Aさん達は繰り返します。







繰り返すのが仕事です。
だから繰り返します。







Bさんは新しい配色を考えるのが仕事です。
















繰り返しとは、同じ行動を何度も行うことですが、





毎回異なる行動であっても、
それが継続すれば『新しいこと』自体がいずれ繰り返しになります。







Aさんの繰り返しとBさんの繰り返しには上下関係があります。










Bさんの変化はAさんの繰り返しに変化を与えます。
Aさんの変化がBさんの繰り返しに影響を与えることはありません。







Cさんは新しい形状を考えるのが仕事です。






















Bさんの変化がAさんの繰り返しに影響を与えるのと同様、
同様に、Cさんの変化はBさんの繰り返しに変化を与えます。








しかし、逆もあり得ます。







Bさんが画期的な配色を考案しました。




Cさんが配色を生かす構図を考えました。






Bさんの行動とCさんの行動はお互いに
相手の行動に変化を与える可能性があります。

BさんとCさんの繰り返しは、上下関係ではなく同列の関係にあります。









Dさんがいます。














繰り返しには、上下関係のあるものと同列の関係にあるものがあります。











Eさんは新しい仕事を考えるのが仕事です。













とにかく新しい仕事を始めます。
前例はありません。

まあ、仕事の内容がどれだけ新しかろうと、
新しいことを考えるという行為自体は繰り返しです。








Fさんがいます。
FさんはEさんの弟子です。






Fさんは、Eさんの行動を再現し、
誰にでも実行可能にします。














Fさんの行動は全てEさんの二番煎じです。
しかし、「Eさんの行動を再現した」のはFさんが初めてです。

新しいことを繰り返す、というのは新しい行動です。









『新しいことをする』
『新しいことを繰り返す』
『繰り返したことを繰り返す』

この3パターンが繰り返しの基本的な構造になります。