2014/02/25

組織の役割分担





集団が何かをインプットし、アウトプットを取り出すことを仕事と呼びます。
仕事は資源を消費し、無駄を排出します。




集団には、リーダーとそれ以外(部下あるいは一般プレーヤー)がいます。
誰がINPUTは決め、誰が実作業し、誰がOUTPUTするのか?






INPUTは誰が行うのか?



来週末は山に行こう。
行こう!





新製品を作ろう。
了解です。




やっぱりINPUTはリーダーが決めるものでしょうか?








なにしようかねー





そうだ、山に行こう!



INPUTは合議でも構いません。







今年は何やるのがいいかね?





新商品を開発します。



INPUTは部下が決めてもよいです。



INPUTはリーダーが決めてもいいし、部下が決めてもいいし、
全員で決めてもよい。誰がどういう方法で決めても問題ない。





OUTPUTは誰が出すのがよいのか?



新製品を作ろう。
了解です。





うーん、うーん


やっぱりOUTPUTは部下が出すもの?






全員で資料集めてきてくれ。
はい!




ごくろう。あとは任せておけ。






OUTPUTはリーダーが出しても構いません。
もちろん全員で出してもよいです。


OUTPUTはリーダーが出してもよいし、部下が出してもよい。
誰がどういう方法で出しても問題ない。







実作業は誰がやるのがよいのか?




先ほどと同じく。
リーダーが作業したってよいし、部下が作業してもよい。

 







誰がINPUTし、誰が実作業し、
誰がOUTPUTするのか?



(1) リーダーのINPUTで部下がOUTPUT




(2) リーダーのINPUTでリーダーがOUTPUT





(3) 部下のINPUTでリーダーがOUTPUT





(4) 部下のINPUTで部下がOUTPUT




集団が仕事をこなす過程において、リーダー・部下関係なく、
あらゆる人があらゆる役割をこなすパターンがあります。

『リーダーだから○○をやる』『部下だから○○をやる』
というものは集団には存在しません。