2013/07/02

産業


Aさんは無人島に住んでいます。

晴れ渡る空 広い海
台地には自然に野菜が実り

木には芳醇な香りの果実がたわわに実り
脂ののった牛が駆け巡る

気の向くままに最高の食事をし
気が向のむくままに眠り 青い鳥のさえずりで目覚める

とにかく夢のような無人島です。



BさんやCさんやDさんやEさんも引っ越してきました。
毎日がパラダイスです。












食糧がなくなってしまいました。
大変!












なんとか戻せました。
人が増えると、働く必要があるようです。
これからはみんな働くことにしました。











みんなまじめに働いていましたが、
それでも人が増えすぎて食糧が足りなくなってしまいました。
大変!












島の外から人がきました。
交渉してみます。

Aさんたちは、自分たちだけで食糧を賄うことができません。
食糧を購入する必要があります。

しかし、この島の産業は畜農産業だけです。
食糧を売って食糧を買うわけにはいきません。





Aさんたちは農業の大半を諦め、
工場で働くことにしました。

仕事は慣れなくて大変ですが、島で作れる以上の食糧が手に入ります。
みんなまじめに働いているようです。