2014/04/08

物知り



Aさんは物知りです。
10個知っています。






Bさんが来ました。
何か教えてよ。
3個ぐらい聞きたい。






1と2と3と4と・・・







へえ、1と2と3ね。
Aさんはなんか物知りだね。
















Aさんは物知りです。
10個知っています。






Bさんが来ました。
何か教えてよ。
3個ぐらい聞きたい。






丸くて橙の1があるよ。






ありがとう。よく分かったわ。
Aさんはなんか物知りだね。
















Aさんは物知りです。
10個知っています。







Bさんが来ました。
何か教えてよ。
3個ぐらい聞きたい。







私は10個知ってるよ。
Aとか△とか・・・






Aとか△みたいなのが10個あるんだね。
Aさんはなんか物知りだね。
















Aさんは物知りです。
10個知っています。







Bさんが来ました。
何か教えてよ。
3個ぐらい聞きたい。






2番目が青で、3番目が橙で、
4番目が黄色で、5番目が・・・







2番目が青で、3番目が橙で、4番目が黄色。
Aさんはなんか物知りだね。



















Bさんは、Aさんからたくさん聞いたので、
自分も物知りになったと思いました。







1と2と3があって、







丸くて橙の1があって、







1とか△みたいなのが10個あって、







2番目が青で、3番目が橙で、4番目が黄色













Aさんはいくつ知ってるの?
10個?






意外とたいしたことないね。

2014/04/01

何かが起こるかもしれない


Aさんは今日も仕事をします。
















Aさんはちゃんと会社に行くかもしれないし、







ちゃんと会社に行かないかもしれない。










今日は普段通りに仕事がうまくいくかもしれないし、






うまくいかないかもしれない。









今日の仕事ははかどっているかもしれないし、






全然はかどっていないかもしれない。









今日も仕事があるかもしれないし、
ないかもしれない。














自分は歓喜の輪の中にいるかもしれないし、






そうでない側にいるかもしれない。








今日はさえているかもしれないし、
さえていないかもしれない。

今日は新しい発見があるかもしれないし、
ないかもしれない。








今日は新しい人と出会うかもしれないし、
出会わないかもしれない。








今日の食事はおいしいかもしれないし、
おいしくないかもしれない。











今日はすさまじくさえているかもしれない。
天才的な発明をするかもしれないし、しないかもしれない。








 今日一日の成果には一か月分の価値があるかもしれないし、
3年分の価値があるかもしれない。








今日の失敗は3週間分の失敗かもしれないし、
半年分の失敗かもしれない。








今日入った新人は使えるかもしれないし、
使えないかもしれない。







会社に行くかもしれないし、行かないかもしれない
仕事は順調に進むかもしれないし、進まないかもしれない
今日は非常にさえているかもしれないし、さえていないかもしれない。








会社に行くかもしれないし、行かないかもしれない
仕事は順調に進むかもしれないし、進まないかもしれない
今日は非常にさえているかもしれないし、さえていないかもしれない。









食事がおいしいかもしれないし、おいしくないかもしれない。
いい新人が入るかもしれないし、入らないかもしれない。
今日の仕事は3年分の価値があるかもしれないし、ないかもしれない。
















今日は何かが起こるかもしれないし、起こらないかもしれない。



2014/03/25

秩序



AさんとBさんがいます。






AさんはBさんより偉い。





BさんはCさんより偉い。
AさんはCさんより偉い。





AさんとBさんは対等。



あるものが上下関係で支配されているとき、
その上下関係を序列と呼びます。

上の例では、「AさんはBさんより偉い」「BさんはCさんより偉い」といった関係は序列になります。
物事全体が序列で支配されているとき、そこには秩序がある、と言います。








1 < 2 < 3 < 4 < 5 ・・・・・

1より2が大きく、 2より3が大きく、・・・・

■は■よりかわいい。

犬は猫より親切だ。

王様はその国で一番偉い。



『常識的に正しいかどうか』『倫理的に正しいかどうか』はどうでもよいです。
物事が上下関係で支配されているとき、そこには序列があり、
序列が全体を網羅しているとき、そこには秩序があります。








<秩序の方向性>


1より2が大きく、 2より3が大きい。
3は1より大きい。

1 < 2 < 3 


部分的な序列で定められた上下関係が秩序全体にわたって通用する場合、
それは一方向型の秩序です。







グーはチョキより強い





チョキはパーより強い





パーはグーより強い





部分的な法則で定められた上下関係が、
別の法則で逆の上下関係を定義されていることがあります。
その場合の秩序は循環型です。

秩序には、一方向型と循環型があります。









<秩序の天井>




王様はこの国で一番偉い。





だからBさんより偉い。





Cさんよりも偉い。






百人いても、千人いても、王様が一番偉い。



『一番○○』な何かがあるとき、その『○○』は秩序の天井です。
王位はその国の秩序の天井になります。






1より2が大きく、 2より3が大きく、・・・・


1 < 2 < 3 < 4 < 5 ・・・・・





序列の上限を無限に引き上げられる場合。
序列は無限に続き、天井はありません。










先に出てきた循環型は、
天井がありませんが、無限型でもありません。



<秩序の上限>
天井型
無限型
循環型






<一様・平等>

上記のどれにも属さない、特別な秩序があります。




AさんとBさんは対等です。





BさんとCさんは対等です。

















全体にわたりすべてが対等で序列がない場合、一様である、あるいは平等であるといいます。
上下関係もなく、循環もなく、天井もなく、ただ一つの価値が広がっているだけです。








<秩序>
・ 天井型
・ 無限型
・ 循環型
・ 一様・平等