2013/11/12

仕事とは




ここに集団があります。


集団は会社かもしれないし、
会社の中の一職場かもしれないし、
学校の友達かもしれないし、
家族かもしれない。


 



集団は一人かもしれないし








百人かもしれない







そんな集団がここにあります。











集団が何かをやろうと決めたとき







そこには必ず外界からのインプットがあります。







そのインプットを与えるのはお客様かもしれないし、
上司かもしれないし、先生かもしれないし、
友達かもしれないし、お母さんかもしれない。







あなたが『こういう製品を作りたい』と
自分で考えて始めたとしても、その根底にあるのは
市場に対する知識であり、それが外界からのインプットです。







もしあなたが突然川に行きたいと思ったとしても、
『明日あなたが暇で』、『手の届くところに川があって』、
『川までの交通手段が確保されていて』・・・
という前提条件が必ず用意されています。
それが外界からのインプットです。







集団が何かをやろうとするとき、
そこには必ず外界からのインプットがあります。









集団が何かを成し得たとき







そこには必ず結果が存在します。






それは物理的なものや人の移動かもしれないし、







思い出や記憶と呼ばれる類の
ものかもしれない。







それはお金として手渡されるかもしれないし、







書面やデータとして残るものかもしれない。
名誉や恩、感謝と呼ばれるものかもしれない。









集団が何かを成し得たとき
そこには必ず結果が存在します。












集団が何かをインプットし、アウトプットを取り出すとき、






そこには資源が必要です。






それは時間かもしれないし、






お金かもしれない。






エネルギー、電気、燃料だったり、







水だったり金属だったり
食糧だったり、自然環境だったり、







集団が何かをインプットし、アウトプットを取り出すとき、
そこには資源が必要です。









集団が何かをインプットし、アウトプットを取り出すとき、
資源を消費し、無駄を排出します。



その無駄はゴミであったり、熱であったり、
情報であったりお金であったり、排泄物であったり、時間だったり、
ノイズであったり、汚水汚泥であったり、人材だったり。












集団が何かをインプットし、
アウトプットを取り出すことを『仕事』と呼びます。

 

2013/11/05

基底変換




Aさんは近所の家に用事がありました。







その距離33m
(さんじゅうさんめーとる)







Aさんは隣町に用事がありました。








その距離3,425m
(さんぜんよんひゃくにじゅうごめーとる)






Aさんは隣の市に用事がありました。






その距離14,220m
(いちまんよんせんにひゃくにじゅうめーとる)







Aさんは隣の県に用事がありました。






その距離130,257m
(じゅうさんまんとんでにひゃくごじゅうななめーとる)







他方、反対側の県に住むBさん。






その距離66,544m
(ろくまんろくせんごひゃくよんじゅうよんめーとる)





どちらがどれぐらい遠いですか?





Aさんの県からだと130,540m(じゅうさんまんとんでにひゃくごじゅうななめーとる)で、
Bさんの県からだと66,544m(ろくまんろくせんごひゃくよんじゅうよんめーとる)で、


で、なんだっけ?





1000m = 1km

m(メートル)を基準に長さを表現すると、
数字が大きすぎて何がなんだかよく分からないので、
千倍の大きさを表現可能なkm(キロメートル)に置き換えます。







どちらがどれぐらい遠いですか?





Aさんの県からだと130km(ひゃくさんじっきろめーとる)で、
Bさんの県からだと67km(ろくじゅうななきろめーとる)で、
Aさんの方がBさんより約2倍遠いです。



mからkmに置き換えたように、
測定の基準を置き換えることを基底変換と呼びます。









基底変換では、基準を置き換えても元のものの大きさは変わりません。
直接『メートル』で測っても、一旦『キロメートル』で測定したものを
メートルに言い直しても、同じ130,257mです。
『kmで測定した方が大きい』、ということはありません。








一辺が3、もう一辺が3の正方形の面積は?

 3×3 = 9




一辺が3、もう一辺が5の長方形の面積は?

 3×5 = 15




一辺が3.6、もう一辺が5.5の長方形の面積は?

 3.6×5.5 = 19.8






二辺間の角度は60度です。
一辺が3、もう一辺が3のひし形の面積は?





一辺が3、もう一辺が5だったら?






一辺が3.6、もう一辺が5.5だったら?









座標を二つ作ります。
それぞれの軸間の角度は90°と60°です。






そこに、先ほどの図形を持ってきます。
一辺が3, もう一辺が3です。





ここで一つ決まり事を作ります。
各辺の長さが1,1の四角形の面積を、それぞれの座標系でそれぞれ1と0.87とします。
( sin 60°= √3/2 ≒ 0.866 )






それぞれの四角形の面積は、

 90°系: 3 × 3 × 1 = 9
 60°系: 3 × 3 × 0.87 = 7.8





一辺が3、もう一辺が5だったら?

 90°系: 3 × 3 × 1 = 9
 60°系: 3 × 5 × 0.87 = 13.0





一辺が3.6、もう一辺が5.5だったら?

 90°系: 3.6 × 5.5 × 1 = 9
 60°系: 3.6 × 5.5 × 0.87 = 17.1


90°系から60°系に置き換えたように、
測定の基準を置き換えることを基底変換と呼びます。




え?二辺間の角度が60°なら
そんなことしなくても中学生なら計算できるって?


まあ、四角形ぐらいなら計算できるかもしれませんけど・・・






まともに計算できるのは三角形や四角形など
直線だけで囲まれている図形ぐらいです。


半径2の円の面積は?
90°系:  2 × 2 π × 1 = 12.6
60°系:  2 × 2 π × 0.87 = 10.9


90°系から60°系に置き換えたように、
測定の基準を置き換えることを基底変換と呼びます。









世界地図なんかでは、球座標を平面図に置き換えていたりするし、



それを北極側から見れば円座標だったりするし、







遠くにあってよく分からないものを、
原点近くに持ってきたり、






回転していてよく分からないものを、
角度を変えてみたり、







縮んでいるものを拡げたり、
拡がっているものを縮めたりする。




測定の基準を置き換えることを基底変換と呼びます。