2013/04/02

混ざり合うということ



ここに赤いボールと青いボールがあります。





混ぜます。







観測

一個ずつ色を確かめながら
分離することができます。













分離できます?










今度は赤いボールと青いボールは
大きさが違います。








混ぜます。








一個ずつ色か大きさを確かめながら
分離することができます。








でもやっぱり数が多くなると大変です。







そこでふるいを持ってきます。















ふるいで分離します。


性質差を利用した選別

寸法を利用するふるいの他に、
重量差を利用する遠心分離
沸点差を利用する蒸留、
磁石による砂鉄やスチール缶の選別等が代表的です。







でも、もし大きさが同じで、重さが同じで、
物性その他の性質が同じで、














ものすごく細かくて数が多かったら
どうすればいいんですか?








ここに赤い水と白い水があります。











































一度混ざりあった水を分離することはできませんし、
自然に分離することもありません。

一般的に、ものは一旦混ざると分離できません。
ごく一部の条件がそろった特別な場合のみ分離できるのです。