2013/03/12

確率マネジメント 導入



Aさんは設計者です。





何分も何時間も何日も何か月も
何十回も何百回も何千回も
同じ設計を繰り返します。





Aさんの仕事は常に正確で、
仲間より速いです。





正確に堅実に製品を作りつづけます。
Aさんは仲間から信頼されています。









Bさんは設計者です。





Bさんの仕事は不正確です。
ミスも多く、仕事は遅いです。





Bさんの仕事は奇抜です。
時折、常人の考えつかないようなこともやります。
大半は失敗作ですが。





Bさんは時折ヒット商品を生み出します。








Aさんは営業担当です。






何分も何時間も何日も何か月も
何十回も何百回も何千回も
同じ営業を繰り返します。

Aさんの仕事は常に正確で、
仲間より速いです。





正確に堅実に営業活動を作りつづけます。
Aさんは仲間から信頼されています。






Bさんは営業担当です。






Bさんの仕事は不正確です。
ミスも多く、仕事は遅いです。






Bさんの仕事は奇抜です。
時折、常人の考えつかないようなこともやります。
大半は失敗ですが。








Bさんは時折大成功します。







正確に確実に同じことを繰り返すか?
不確実だが新しいものを生み出していくか?



 



比較的、短期から評価されるのは前者です。
同じ成果が出続ければ、計画も立てやすい。




後者はいくら成果が出ない段階ではなかなか評価されません。
平均的に同じ成果を出していても、失敗が多いところが目立ってしまう。










しかし、長期的には必ず後者が勝ちます。






『必ず』?


なぜ『必ず』なのか?
確率マネジメントの話をします。