AさんとBさんとCさんが打ち合わせをします。
Aさん： ・・・
Bさん： ・・・
Cさん： ・・・
・・・・・・・・・・・
Aさん： 来週どこかに旅行に行きませんか？
会議は課題を必要としています。
誰かが課題を提供します。
会議は課題提供者を必要としています。
課題は全員で共有されます。
課題設定は会議の目的の一つになります。
Aさん： 来週どこかに旅行に行きませんか？
Bさん： 山はどうでしょうか？
Cさん： 川はどうでしょうか？
会議は情報を必要としています。
誰かが情報を提供します。
会議は情報提供者を必要としています。
Aさん： 山いいですね。
Bさん： 海はどうでしょうか？
Cさん： 空はどうでしょうか？
提供された情報は関係者に共有されます。
共有された知識は一人では持ちえなかったものです。
情報共有は会議の目的の一つになります。
たくさん出ましたね。
Aさん： ・・・・・・
Bさん： ・・・・・・
Cさん： ・・・・・・
・・・・・・
Aさん： どれにしましょうか？
会議には課題が必要でしたね。
Aさん： 多数決でどうでしょう。
Bさん： Aさんが決めていいですよ。
Cさん： いや、とことん話し合いで。
会議は情報を必要としています。
情報は共有されます。
Aさん： 川がある山とかいいですね。
Bさん： 川と空とかもあります。
共有情報は増え続けます。
Bさん： そういう複雑な計画はCさんが得意ですね。
情報整理は会議の目的の一つになります。
共有情報が増え続けると、
同時に解決策、解決者は限定されていきます。
私が計画案を作成し、
その計画を全員で確認して、
Bさんが旅行の段取りをする。
・・・でどうでしょうか？
一見情報提供の一つに見えますが、
ここで提供される情報は会議前から誰かが持っている情報ではありません。
誰かが共有情報の組み合わせにより、
時には論理的に、時には非論理的に導き出します。
会議は演算を必要としています。
会議は計算者を必要としています。
容易に解決可能な問題は多数決で決めたりもしますが、
演算に専門性が求められる場合や、単純に仕事量が多い場合は
分業での解決の方が速くなります。
賛成。
決断は会議の目的の一つになります。
会議は決断を必要としています。
会議は決定者を必要としています。
| 会議が必要とするもの | 課題 | 情報 | 演算 | 決断 |
| 会議に必要となる人 | 課題提供者 | 情報提供者 | 計算者 | 決定者 |
| 会議の目的となるもの | 課題設定 | 情報共有 | 情報整理 | 決断 |
